距離
裕真を直視できなくなっている。
あの顔をくしゃくしゃにして笑う姿も、少し拗ねてみせる姿も、優しさに満ちた姿も、全て特別なのだ。

まさかこの歳でこんな感情があるとは知らなかった。
私こそ小学生なのではないかと考える。
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