距離
大学で居るときも、家で居るときも、外出先でも。

裕真に言ったが信じてくれなかった。



視線を感じるようになって1ヶ月がたとうとしたとき、閉めたはずの窓が開いていた。

何も漁られたり取られたりはしていなかったけど、私は恐怖のあまり窓に板を打ち付けた。
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