最後の恋愛Ⅱ
俺はバラしても良かったのに
大和はそんなに俺と付き合ってるって思われたくないわけ?



あ~の~ね~

あんたがはっきりさせないのがいけないんでしょうが!

私は、好きにさせられてから、飽きられてポイッなんてもう嫌なのよ!

無視だ!




女のことは、ちゃんと整理するし、今日は本当に悪かったと思ってる
けど、信じて欲しい
俺が好きなのは、愛してるのは大和だけだよ



ああああ~も~~

こいつ、ほんとに反省の色が見えない。

っていうか、反省なんかしてないだろ?

「も~っ!」

私は思わず声を上げていた。

一瞬、周囲のみんなの視線が集まる。

おっと・・



愛してる大和って、今、声に出して言いたいんだけど
どうしたらいい?



もう~いい加減にしてよ!

ここは仕事場!

まだ、昼間だし、夕方にもなってませんし!

何だこの駄々っ子!

無視っ
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