最後の恋愛Ⅱ
柳生さんの部署の会議室を借りて、私たちはいったん場所を移した。
柳生さんは、自前のインスタント珈琲を入れてくれて、差し出された湯気の立つカップを受け取り、私は鼻をすすった。
「落ち着いた?」
「はい・・・」
ほんと
どれくらいぶりだろ
こんなに泣いたの
頭がぼんやりする・・・
「で、どうしたのよ。何があったわけ?」
・・・
何がっていうか・・・
「ちょっと、何?顔紅くしちゃって。」
おおおお
そうでしたか・・
もう、私の頬は、どんだけ感情に素直なのだ!
「えっと―」
何て言えばいい?
けど、もうごまかせない。
大麦のこと
お試し期間とか言って、何とか好きじゃない、まだ大丈夫だって思おうとしてたけど
けど、ダメだ
もう、自分の感情に嘘なんかつけない・・・
つけそうもない。。。
柳生さんは、自前のインスタント珈琲を入れてくれて、差し出された湯気の立つカップを受け取り、私は鼻をすすった。
「落ち着いた?」
「はい・・・」
ほんと
どれくらいぶりだろ
こんなに泣いたの
頭がぼんやりする・・・
「で、どうしたのよ。何があったわけ?」
・・・
何がっていうか・・・
「ちょっと、何?顔紅くしちゃって。」
おおおお
そうでしたか・・
もう、私の頬は、どんだけ感情に素直なのだ!
「えっと―」
何て言えばいい?
けど、もうごまかせない。
大麦のこと
お試し期間とか言って、何とか好きじゃない、まだ大丈夫だって思おうとしてたけど
けど、ダメだ
もう、自分の感情に嘘なんかつけない・・・
つけそうもない。。。