最後の恋愛Ⅱ
・・・

マジ・・・?

これって、まさか・・・

まさかの・・・・・・

大麦は微笑んで、ひざまづいたまま箱を開ける。

周囲には、すでに人だかりが。

この突然はじまったプロポーズに、周囲に集まった人々からは、はやす声が上がっている。

そして、私は、箱の中身を見て、更に硬直した。

思ったとおり・・・

といえば、そうなんだけど・・・

そこにあったのは指輪・・・だ。


「返事は?」


返事。。。。???

っていうか、大麦・・・

今日は最初から、そのつもりだったってこと・・・?

あんなに気の無いそぶりをしておきながら、

今日だけではなく・・・いつから、今日プロポーズをすることを決めてたんだ・・・?

唖然呆然

私は、とてもじゃないけど言葉が出ません。

だって、結婚・・・

大麦と・・・・・・・・?

付き合うのだって、まだ想像もできないのに、結婚って一緒に暮らして・・・子供を

・・・

大麦のコドモ・・・・?

私が生むの?!

ええええ・・・・・っていうか、まだエッチもしてないのに?!
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