最後の恋愛Ⅱ
「そ、そうか・・・!」
って、とりあえず紅くなり返して答える。
「うん・・・」
大麦は、頷いて・・・車は、早々に走り出した・・・。
窓ガラスに映る車窓と、大麦の横顔を交互に見つめながら、私は覚悟した。
「・・・隼人。」
大麦を下の名前で呼ぶのは、まだ照れくさい。
けど、その横顔を見つめていると、たまらなく・・・胸が苦しくなる。
「今日から、隼人は私の彼だから。」
一気に全身の体温が顔に集まってるんじゃないかと思うくらいに。
顔が熱くなる。
けどダメ押しに、こう続けた。
「もう嫌だって言うくらい、愛してあげる。」
大麦は、目を見開いて、それから「ああ」と呟いて微笑した。
さて・・・その日のうちに
大麦は、半年間の禁欲生活に終止符を打ち
私は、ようやく
本当の「大麦隼人」の、ドS猛獣っぷりを、とことん、思い知ったのだった。
完
って、とりあえず紅くなり返して答える。
「うん・・・」
大麦は、頷いて・・・車は、早々に走り出した・・・。
窓ガラスに映る車窓と、大麦の横顔を交互に見つめながら、私は覚悟した。
「・・・隼人。」
大麦を下の名前で呼ぶのは、まだ照れくさい。
けど、その横顔を見つめていると、たまらなく・・・胸が苦しくなる。
「今日から、隼人は私の彼だから。」
一気に全身の体温が顔に集まってるんじゃないかと思うくらいに。
顔が熱くなる。
けどダメ押しに、こう続けた。
「もう嫌だって言うくらい、愛してあげる。」
大麦は、目を見開いて、それから「ああ」と呟いて微笑した。
さて・・・その日のうちに
大麦は、半年間の禁欲生活に終止符を打ち
私は、ようやく
本当の「大麦隼人」の、ドS猛獣っぷりを、とことん、思い知ったのだった。
完