最後の恋愛Ⅱ
い、嫌じゃないとかそういう問題じゃないんだよぉ!

「だって、この前だって応えてたもんな?」

そ、そういうことは聞くな!

「俺のキスで感じてるんなら、俺の事、好きってことだろ?」

そういうもんじゃないでしょうよ!

っていうか、あんたキスうまいんだよ!

これまでどんだけ遊んできたんだよ!

とは、さすがに言えない。。。

「なぁ、大和?」

びくり

大麦はにじりと近付いて囁く。

「お試し期間なんか言わずに、言ってよ。俺の事好きって。」

「いいい、言わないですよ!だから、まだ決まってないっ―」

言い切る前に、唇を塞がれる。

そのまま熱いキスに繋がっていく。

触れるか触れないか

それから舌をからめて・・・

「好きだ・・・好きだよ、大和・・・。」

「んむっふ・・・っ」

こいつ・・・、さては策士か!

うう

溺れてしまう!

このままだと、こいつの恋の策略に溺れてしまうぞぉぉぉ
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