私の生きた証
好きなの?
次の日。
「おはよー!」

「虹巴おはよー!」
やっと前の生活に戻った。
でも私の中では少し心の変化があったみたいだ。

昼休み
屋上で友里愛とお弁当を食べていると友里愛が変なことを言い出した。
「ねー。虹巴ってさ杉本君のことどう思ってるの?」
私はビックリして喉にご飯を詰まらせるところだった。
「ゴホゴホッ!なに?急に!」

「だってさ絶対杉本君虹巴のこと好きじゃん。」

「そんなわけないよ。たしかに奏多には色々助けてもらったけど奏多が私のこと好きなんてあり得ないよー」

「じゃあ虹巴はどうなの?」

「うーん?わかんない。でも好きか嫌いかって聞かれたら好きだよ」

「ほらー!やっぱり好きなんじゃん!」

「やっ!友達として好きって言うことだよ!」
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