私の生きた証
「……。あっ!予鐘だ!さー早く片付けて教室行こー!」
丁度いいタイミングで鐘がなった。

授業中…
私、奏多のこと好きなのかな?
でも、キライって訳じゃないし、好きなのかな?
あーー。なんかそう言われたら意識しちゃうじゃん。

私が色々考えながら奏多の席を見ていると奏多と目があった。
そしたら奏多があのえくぼを見せて笑った。
私はすぐに目をそらした。
すごく顔が赤くなった気がした。
そんなわけない。
そう思いながら授業に集中することにした。

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