私の生きた証
放課後。
友里愛と一緒に買い物に行った。
プリクラを撮ったり。
洋服を買ったり。
お茶したり。
暗くなるまで遊んだ。
「じゃあバイバイ!また明日ね!」
駅で友里愛と別れた。
こんな遅い電車に乗ったの初めてだな。
電車に乗ると奏多が乗っていた。
「よう。今日遅かったんだな。」
「う、うん。奏多こそ遅いね。」
「まぁ部活終わったらいつもこのくらいの時間だよ。」
「そうなんだ。でもビックリした。奏多は車で送ってもらったりしてないんだね。」
「まあな。」
「へー。結構普通なんだね。」
ここで会話が終わった。
沈黙が続くなかどんどん私の降りる駅が近づいてきた。

そして。
私が降りる駅についた。
「じゃあ。私ここで降りるから。バイバイ。明日ね。」
「おう。明日な。」
奏多は笑顔で手をふった。
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