師匠と山猫(仮)


自分が目を開けた時には、戦はほとんど終わっていた。


味方の兵士も凄まじい音と閃光の前に倒れていたが、怪我をしている者はほとんどいなかった。敵は大抵負傷して倒れているか、息絶えていた。

見ると、そこにはもうあの子供はいなかった。
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