君のそばにいさせてよ
佑愛side


「お前ら~席につけ~!!今日は転校生が来てるぞ!!」


先生の言葉でいっきに騒がしくなる教室

たくさんの声が飛び交う



「入ってきていいぞ~」


ガラガラ~


「自己紹介して!」

「はい…坂下佑愛です!よろしくお願いしますっ!!」


………静まり返っちゃった……?

っと思った瞬間、教室がいっきに騒がしくなった


「佑愛っ!!」


いきなり名前を呼ばれた

だけど聞き覚えのある声……いったい誰だろう?

教室を見渡してみる


「…………翔汰君っ!!」

「なんだ?坂下と田中は知り合いだったのか?」

「そうなんっスよw友達です」

「そうなのか!じゃあ坂下は田中の隣の席でいいな」

「はい」


すっごい偶然!

まさか同じクラスになれるなんて思っていなかったから

でも少し安心した

席に座ったら前の席の男の子がニコニコしながら私を見ていた


「佑愛ちゃんよろしく!」

「よろしくお願いしますっ!!」

「タメ口でいいよ。俺は飯島真輝。翔汰の幼馴染み」


あぁ~っと頷いた

授業が終わるとクラスの人達からの質問に一つ一つ答える

正直疲れた

放課後1人で帰ろうとすると1人の女の子に声をかけられた


「一緒に帰らない?あっそうだ!名前言ってなかったね私川島由美よろしく」

「よろしくね」


なんだかんだ話してるうちに意気投合した

家に着くころにはすっかり仲良くなっていた


「じゃっ!由美また明日ね」

「佑愛~あたし明日朝佑愛の家に行く~」

「本当~!!待ってる」


お互いばいばいと言って別れた

さっきまであんなに疲れてたのに疲れがいっきにとんでいった

明日から楽しくなるといいな…




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