指先に囚われて…


『夕さんはお客様なんですから、座って待っててください!それに、これが私の仕事でもあるんですからっ』


「美弦~♪今山君のこといつの間に夕さんなんて呼んでるんだ~?」


『なっ///もぅ、お父さんは芝田さんたちと話しててっ!』


その場から逃げるように、私は奥の厨房に入った。





…―


『お待たせしました…』


数十分後、なんとか軽い料理を作りあげた。



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