指先に囚われて…


「美弦ちゃんみたいな可愛くて美人で、料理上手なのが奥さんだったらいつまでも新婚さん気分でいられるだろうね」


『夕さんまでっ///もぅ、私片づけてきますっ///』


本当に私はどうしてしまったんだろう。


夕さんの前だとちゃんといつもの自分が作れない。


こんなにも、体が熱い…。







…―

 「今日はどうもありがとう。久しぶりに美弦ちゃんや柚子ちゃん、尚君の顔が見れてよかったよ。美味しいお酒やご飯にもありつけたしね」
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