指先に囚われて…
「っていうか、その人ある意味すごいわね。そりゃ、美弦はからかいがいがあるけれどねぇ♪」
『え、李亜までやめてよっ///』
「あたしも、美弦のそういう反応見るの好きだよ♪」
『芽衣も?!///』
ガクッと肩を落とす。
友達にまでそんなふうに思われていたとは…。
「まぁ、ちょっとずつだけど分かってきてるみたいだし、良かったわね」
『うん///なんかね、もう会いたい、声が聞きたいって思うのっ///』