指先に囚われて…


そもそも、小野小町を見たことないだろうに…;



『(まぁ…和服っていうのは、あながち間違ってもないけれど…。似合っているかは別として…)っ!いたぃっ;』


「こらっ、また違うこと考えてたでしょっ!もうっ、そうやってすぐに自分の世界に行っちゃうんだから!」


『わはったからっ、ほっへたつねりゃにゃいでっ(わかったから、ほっぺたつねらないでっ)』


「本当にわかってるの?」


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