クールを演じる私【前編】
〜出会い〜

《璃流蘭SIDE》

私を救って…。

流々華「りーちゃん!また、考えてる。」

璃流蘭「ルルか。何の用だ?」

流々華「桜蓮花に顔出さないの?みんな待ってるよ。」

璃流蘭「私があそこにいても何の意味もない。」

流々華「はいはい。翼たちには、うまくごまかしとくね。」

璃流蘭「いつも悪いな。」

流々華「りーちゃんが自分で行く気になるのを待ってるから。」

璃流蘭「はいはい。」

ルルは、私に深入りをしない。
だけど、世界No.1の桜蓮花のことは心配みたいだ。

私が総長でしっかり指示出ししないといけない…だけど…全部、ルルに任せてる。

はっきり言えば、引きこもり。
学校にも行かず、部屋の電気は消して黒い服を身にまとって…いかにも病んでる格好。

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