クールを演じる私【前編】
桜蓮花
【桜蓮花】
《璃流蘭SIDE》
久しぶりに来た。
外に出たついでに来てみた。
雄哉「aquaか?」
璃流蘭「あぁ。久しぶりだな。雄哉。」
雄哉「久しぶりもなにも、今までどこに居たんだよ!」
璃流蘭「家。ルルに聞いてないのか?」
雄哉「聞いてない。ルルさん。ひどい。」
璃流蘭「みんな、元気そうだな。私は、声だけ聞けたから、帰る。」
雄哉「早いだろ!みんな、aquaに会いたがってる。」
璃流蘭「私のことを知ってる人はルルだけだ。雄哉も私の本当の姿を知らない。」
雄哉「それは、そうだけど…aquaの姿をみたい。それは、みんな同じだ。」
璃流蘭「総長室は空いてるか?」
雄哉「aqua以外入らないから。」
璃流蘭「そこにいる。」