クールを演じる私【前編】
家Ⅳ

【璃流蘭の家】
《璃流蘭SIDE》

はぁー。
北龍に会うのか…。

めんどくせー。

父「リル、もうすぐ桜庭財閥が来る。」

璃流蘭「はいよ。」

コンコン

父「どうぞ。」

北斗父「久しぶりだな。」

お父さんと知り合いなのね。

北斗「‼︎」

びっくりしてる…。

璃流蘭「先に言わせていただきますが、私は桜庭財閥の言いなりになるつもりは、ありません。なので、命令とかされても私は動かないことがある事をご承知下さい。」

父「‼︎リル‼︎」

北斗「命令できないだろ。世界No.1の財閥相手に。」

北斗父「命令するつもりは、ない。今回、顔を合わせて欲しいと頼んだのは、こっちだが、それ以外は羽桜財閥の命令に従います。」

璃流蘭「顔を合わせる気などさらさら、なかった。」

父「リル、それはだな…。」

璃流蘭「お父さんの策略って事は、わかってるけど、ムカつくから。」

北斗「aquaって家でもクールなんだな。」

璃流蘭「はっ?」

頭、狂ったか?
< 103 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop