クールを演じる私【前編】

倫太郎「それで、財閥同士の許婚だから、結婚前にちゃんと付き合っとけ。」

璃流蘭「はっ?」

北斗父「倫太郎。それ、前もって言ってないのか?」

倫太郎「忘れてた。いま、思い出した。」

璃流蘭「ふざけんな‼︎」

バン

普通に父親を吹っ飛ばすんだな。

北斗「よく、あんなにもあっさり、突き飛ばせるな。」

璃流蘭「当たり前だ。世界No.1の総長の地位を保つためには、相手が身内だろうが気にしないで殺って勝つことだ。」

北斗「それがaquaの一番の強さ。」

璃流蘭「それは、わからない。真凛には色々と言われてきた。私の強さはどこだとか。」

北斗「真凛からaquaの事は聞いてた。」

璃流蘭「あっ、そう。」
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