クールを演じる私【前編】

《璃流蘭SIDE》

面倒くさい事してくれたよな。

倫太郎「でだな、リルと北斗くんには、羽桜財閥の別荘に2人で同居してもらいたい。その方が、リルも鍛えやすくていいだろ?」

拒否権はない事は知ってる。

璃流蘭「拒否権がないのに、何故確認する?」

倫太郎「いや、なんとなく。」

璃流蘭「早速だが、北龍。行くよ。」

北斗「えっ!ちょっと待て。」

璃流蘭「何?」

北斗「璃流蘭は俺と同居するのいいのか?」

璃流蘭「別に。誰と同居しようと関係ない。」

北斗「それなら、いいんだけど。」

北斗父「リルちゃん。北斗をよろしく。」

璃流蘭「はい。」

なんで、返事してるんだろうか…。
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