クールを演じる私【前編】

璃流蘭「他の奴らが終わるの待っといて。もうすぐ10分経つのに終わる気配がなさそうだな。」

流々華「2人で10分の間に1000回っていうのは、簡単だと思ってたんだけどね。」

翼「リルとルルは鍛えすぎてるから、普通に感じるんだよ。」

璃流蘭「桜蓮花の総長である以上、自分に喝をいれないと。油断したら、そこでおしまい。」

りーちゃん。
だからって、ご飯もろくに食べないで…。

雄哉「凄いよな、aquaもリュリュも。俺らよりはるかに過酷な鍛え方してるだろうし。」

璃流蘭「鍛えるのは当たり前だ。自分の身を自分で守るためにもな。」

流々華「それでも、男と女の力の差ってものは、あるでしょ?」

璃流蘭「さぁ?」

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