クールを演じる私【前編】
《翼SIDE》
ようやくリルが寝たな。
愛里紗「翼。運んで。」
まぁ、仕方ない。
リルをお姫様だっことかいうだっこの仕方をしながら、運ぶ。
北斗が部屋を覗いてたんだな。
【璃流蘭の部屋】
リルの着替えは全部、愛里紗がやってくれる。
その間、俺は廊下で待ってる。
北斗「あの女は?」
翼「俺の本当の彼女。あいつもリルも俺も幼馴染。」
北斗「そうか。で、何しに来た?」
翼「リルを寝かすためにきた。愛里紗はリルを心配してるし、あいつは夜ご飯を食べないうえに、ずっと運動し続けてるから。」
北斗「そうか…。」
翼「心配してるくらいだったら、少しはリルの心をみろ。」
北斗「言われなくても。」