クールを演じる私【前編】

《北斗SIDE》

リュリュさん。

璃流蘭を本当に思ってるんだな。

翼「俺たちはもう少し衆哀会の事を探ってみるよ。」

流々華「翼。お願いね。」

翼「ああ。北斗行くぞ。」

北斗「はいよ。」

とりあえず、璃流蘭の身に何があったかだけは、知りたい。

ガチャ

翼「リルは、自分から何があったか、話さない。心を開いてる奴には話すかもしれないけどな。」

北斗「リュリュさんとか?」

翼「でも、わからない。リルはいつも自分で解決しようとして、人を頼らない。同居するんだったら、もっとリルの事を理解してやれよ。」

翼の方が璃流蘭を知ってるみたいでムカつくな。

北斗「わかってるよ。」

< 143 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop