クールを演じる私【前編】
璃流蘭&北斗の家Ⅳ
【璃流蘭&北斗の家】
《北斗SIDE》
Blackroseは、aquaを狙ってる。
璃流蘭「なんだ、帰ってきてたのか。」
異性恐怖症じゃなかったのか?
北斗「大丈夫なのか?俺の近くに来て。」
璃流蘭「別に。Blackroseが動き始めたって事は、また、同じ目に合うだろうし、慣れておかなければ。」
!!!
北斗「なんで、Blackroseの存在を?」
璃流蘭「hackingした。衆哀会は全部、Blackroseが動かしてた。」
ちゃんと喋ってくれるんだな。
でも、手は、震えてる。
やっぱり、怖がってるじゃねえか。
北斗「俺と話すのやめれば?手が震えてる。」
璃流蘭「そうだね。」
でも、なんか話したいのか?
歩き始めた璃流蘭の背中を追いかけて、後ろから抱きしめる。
璃流蘭「きゃっ‼︎」
可愛い声だせるじゃん。
北斗「なんか、話したい事、あるんだろ?」
震えてる璃流蘭の手を上から握る。