クールを演じる私【前編】
璃流蘭&北斗の家Ⅳ

【璃流蘭&北斗の家】
《北斗SIDE》

Blackroseは、aquaを狙ってる。

璃流蘭「なんだ、帰ってきてたのか。」

異性恐怖症じゃなかったのか?

北斗「大丈夫なのか?俺の近くに来て。」

璃流蘭「別に。Blackroseが動き始めたって事は、また、同じ目に合うだろうし、慣れておかなければ。」

!!!

北斗「なんで、Blackroseの存在を?」

璃流蘭「hackingした。衆哀会は全部、Blackroseが動かしてた。」

ちゃんと喋ってくれるんだな。
でも、手は、震えてる。
やっぱり、怖がってるじゃねえか。

北斗「俺と話すのやめれば?手が震えてる。」

璃流蘭「そうだね。」

でも、なんか話したいのか?

歩き始めた璃流蘭の背中を追いかけて、後ろから抱きしめる。

璃流蘭「きゃっ‼︎」

可愛い声だせるじゃん。

北斗「なんか、話したい事、あるんだろ?」

震えてる璃流蘭の手を上から握る。

< 149 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop