クールを演じる私【前編】
【璃流蘭&北斗の家】
《璃流蘭SIDE》
Blackroseが動き始めた!?
北龍がいるな。
璃流蘭「なんだ、帰ってきてたのか。」
北斗「大丈夫なのか?俺の近くに来て。」
ルルが言ったのか。
璃流蘭「別に。Blackroseが動き始めたって事は、また、同じ目に合うだろうし、慣れておかなければ。」
北斗「なんで、Blackroseの存在を?」
北龍はBlackroseの存在、知ってたっけ?
璃流蘭「hackingした。衆哀会は全部、Blackroseが動かしてた。」
北斗「俺と話すのやめれば?手が震えてる。」
ちゃんと見てくれてるんだ。
璃流蘭「そうだね。」
北龍に話すのはやめとこう。
歩き始めてすぐに後ろから抱きしめられた。
璃流蘭「きゃっ‼︎」
北斗「なんか、話したい事、あるんだろ?」
私の震えてる手を握ってくれる。
温かい。
北龍なら…。大丈夫かな?