クールを演じる私【前編】
学校Ⅷ
【学校・屋上】
《流々華SIDE》
りーちゃん。普通に来てる。
ウィッグは、かぶったままだけど…。
そーいや、まだ、北斗以外のハガネはりーちゃんの顔を見てなかったっけ?
翼「リル。体は、大丈夫なのか?」
璃流蘭「別に。あんなことくらいで、弱ってたら、Blackroseに勝てない。」
翼「‼︎リル。Blackroseは危険すぎる。」
璃流蘭「翼たちには、関係ない。これは、私の問題。」
りーちゃん。何を考えてるの?
なんで、頼ってくれないの?
流々華「りーちゃん。もう、私は大事な人を失いたくないんだよ。」
璃流蘭「私は殺されない。Blackroseをこの手で殺すから。」
えっ。
翼「まさか、拳銃?」
璃流蘭「警察から許可がおりた。」