クールを演じる私【前編】

《北斗SIDE》

部屋から出てきたけど…。

璃流蘭が泣いてるよな?

明らかに。

璃流蘭「…北斗。Blackroseは私が族に入った時の総長だった。」

璃流蘭から抱きしめてくるとわな。
それに、北斗呼びになってるし。
それに、族に入った時の総長だなんて。

北斗「ゆっくり、現実を受け止めていけばいいんだよ。」

璃流蘭「あんたは、強いね。」

北斗「強くない。でも、好きなやつは幸せにしたい。だから、俺は、璃流蘭と一緒に現実を受け止めていきたい。」

< 175 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop