クールを演じる私【前編】
《北斗SIDE》
部屋から出てきたけど…。
璃流蘭が泣いてるよな?
明らかに。
璃流蘭「…北斗。Blackroseは私が族に入った時の総長だった。」
璃流蘭から抱きしめてくるとわな。
それに、北斗呼びになってるし。
それに、族に入った時の総長だなんて。
北斗「ゆっくり、現実を受け止めていけばいいんだよ。」
璃流蘭「あんたは、強いね。」
北斗「強くない。でも、好きなやつは幸せにしたい。だから、俺は、璃流蘭と一緒に現実を受け止めていきたい。」