クールを演じる私【前編】

鞍馬「そんなことは、どうでもいいけど。リー、腹部の怪我は大丈夫なのか?」

傷口は開いてないはず。

璃流蘭「まぁ、なんとかな。散々、踏まれたのに案外大丈夫なんだよな。」

鞍馬「まぁ。いい。とりあえず、右手出せ。リーは左利きだったよな?」

璃流蘭「どっちでも大丈夫だから。」

もう、めんどくさい。

北斗に抱かれるくらいなら、おとなしくしとく。

鞍馬「よっぽど北龍に抱かれたくないんだな。おとなしくするって事は。」

璃流蘭「そりゃあ。何されるかわからないからな。」
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