クールを演じる私【前編】
学校Ⅹ

【学校・教室】
《璃流蘭SIDE》

あのあと、鞍馬が北斗に何も言ってないといいけど。

しかも、理央は、私が顔を見せてることに驚いてるし。

理央「神楽の思いつきで、明日テストを行う。」

はっ?

陸人「意味わかんねぇんだけど。」

理央「今回のテストで平均点に満たなかった者は、夏休み中に補習があるらしい」

らしいって…。

翼「らしいって、どういうことですか?」

理央「俺は、何も知らされてない。」

神楽の企み。わかった。

璃流蘭「りおう。神楽が企んでることくらいわかれよ。」

理央「リーは、わかるのか?」

璃流蘭「わかるけど?言うつもりはないよ。それに、私は補習にならないし。」

翼「確かにリルは頭いいから大丈夫そうだけど。」

hackingやるには、天才的な頭脳が必要だからね。

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