クールを演じる私【前編】
流以「私も最初のうちはそうだった。でも、そんな時に事件が起きたの。倫太郎が私を守るために当時不正の世界No.1の族に捕まったの。そこは、武器を使っても勝てるかわからない相手だった。でも、倫太郎を助けたい思いから、私は戦いに行った。自分でも驚いた。」
驚くって…何を?
璃流蘭「お父さんを助けに行ったこと?」
流以「それもだけど、1番強い力を出せた事。」
へぇー。
璃流蘭「そうなんだ。」
流以「愛する人のために戦うっていうのは、悪いことでもないし、誰かを愛する事も大切。」
お母さんがまともな事言ってると調子狂う。
璃流蘭「あっそ。だからって、私が北斗を愛するはずがない。恋愛になんて興味がないんだから。」