クールを演じる私【前編】
流以「それは、どうかしら?この間、自分から北斗くんに抱きつきにいってるし、キスは拒んでなかったみたいだし。それに、前までは北龍呼びだったのに今は北斗呼びになってるし。」
雷哉の言う通り、お母さんが頼んだっぽいな。
璃流蘭「別に抱きつきにいったって、わけじゃないし、キスを拒む以前にあれは不意打ちだったから…。」
流以「惚気ないの。」
惚気?
璃流蘭「惚気てないし。」
流以「まぁ、そのうち気づくわよ。恋ってものに。」
お母さん…。
璃流蘭「お母さん、どういうこと?」
流以「それは、リルちゃん次第だから。私は帰るわね〜ばいばーい!」
軽すぎる。
衝撃事実が多すぎる。
璃流蘭「ちょっと!」
流以「まずは、一緒に寝ることね!」
璃流蘭「はっ?」