クールを演じる私【前編】

流以「それは、どうかしら?この間、自分から北斗くんに抱きつきにいってるし、キスは拒んでなかったみたいだし。それに、前までは北龍呼びだったのに今は北斗呼びになってるし。」

雷哉の言う通り、お母さんが頼んだっぽいな。

璃流蘭「別に抱きつきにいったって、わけじゃないし、キスを拒む以前にあれは不意打ちだったから…。」

流以「惚気ないの。」

惚気?

璃流蘭「惚気てないし。」

流以「まぁ、そのうち気づくわよ。恋ってものに。」

お母さん…。

璃流蘭「お母さん、どういうこと?」

流以「それは、リルちゃん次第だから。私は帰るわね〜ばいばーい!」

軽すぎる。
衝撃事実が多すぎる。

璃流蘭「ちょっと!」

流以「まずは、一緒に寝ることね!」

璃流蘭「はっ?」

< 202 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop