クールを演じる私【前編】
陸人「話逸れてないか?」
そうだった。
流々華「りーちゃんは耳が弱いのよ。だから、トレーニングの時以外は髪を下ろしてる。それに、耳の他に首と肩も弱い。1番は耳だけどね。」
翼「リルの弱味、言って平気か?」
ちょっと危険そうだけど、まぁ、りーちゃんと北斗がうまくいくなら、なんでもいい。
流々華「さぁ?」
北斗「耳と首と肩か。」
晴也「くれぐれもaquaさんを怒らせないようにだけ、してくださいよ。」
北斗「しねえよ。」
したら、大変そうだからね。
愛里紗「で、集まったのって、本当はリーリーの誕生会をどうするかじゃなかったの?」
そうだった。
りーちゃんは、もうすぐ17になる。
16になって、すぐにバイクの免許を取った時は驚いたけど。