クールを演じる私【前編】
北斗「世界No.1、hackerだったら、足取りとかつかめないのか?」
つかめてたら、苦労してない。
それにこれ以上、北斗を巻き込みたくない。
璃流蘭「もうこれは、私がなんとかしなきゃいけないの。桜蓮花の総長である以上、他の族に迷惑かけれない。」
北斗「同盟を結んでる族にもか?」
璃流蘭「そう。紫苑は危険な奴なの。副総長をやめてから豹変した狂気の魚よ。」
北斗「わかった。でも、なんかあったら、相談しろよ。」
頭、ポンポンって…。
ガチャ
璃流蘭「北斗…ごめんね。」
なんでか、つぶやきたくなった。
もしかしたら、私も北斗を裏切らなきゃいけなくなるかもしれないからね。