クールを演じる私【前編】
北斗「世界No.1、hackerだったら、足取りとかつかめないのか?」
目つきが変わったな。
璃流蘭「もうこれは、私がなんとかしなきゃいけないの。桜蓮花の総長である以上、他の族に迷惑かけれない。」
北斗「同盟を結んでる族にもか?」
璃流蘭「そう。紫苑は危険な奴なの。副総長をやめてから豹変した狂気の魚よ。」
北斗「わかった。でも、なんかあったら、相談しろよ。」
頭をポンポンしてみる。
璃流蘭は驚いた表情してるけど。
ガチャ
ドアにもたれかかる
璃流蘭「北斗…ごめんね。」
かすかに聞こえる璃流蘭の声。
俺は今まで璃流蘭になにもできてない。