クールを演じる私【前編】
新居Ⅳ
【璃流蘭&北斗の家】
《璃流蘭SIDE》
紫苑。
裏切ったことを後悔してることは、知ってる。
裏切ったから戻れない。
と言うけど、私たちは紫苑に戻ってきてほしいんだよ。
璃流蘭「きゃっ‼︎何?」
考え事してる時に後ろから抱きしめないでほしい。
北斗「隙が見れるっていってたのがわかった気がする。」
意味がわかんない。
璃流蘭「むしょうに殴りたいけど、座ってるから急所狙えないし。力入ってない時だったから、本気だせないし。」
ベッドに座って考え事してた私がいけないんだけど。
北斗「このままでいいじゃん。」
意味がわからない。
璃流蘭「殴られたいの?」
北斗「そう言って、殴らないくせに。」
まぁ。そーなんだけど。