クールを演じる私【前編】
【璃流蘭&北斗の家】
《北斗SIDE》
璃流蘭の部屋に入ってみたけど、気配に気づかない?
いつもだと気配を消しても気づかれるのに。
璃流蘭「きゃっ‼︎何?」
後ろから抱きしめてみたけど、反応がかわいいな。
自分でも変態になったと思うな。
北斗「隙が見れるっていってたのがわかった気がする。」
璃流蘭「むしょうに殴りたいけど、座ってるから急所狙えないし。力入ってない時だったから、本気だせないし。」
ベッドの上だからな。
北斗「このままでいいじゃん。」
璃流蘭「殴られたいの?」
この状況で璃流蘭が俺を殴るなんて無理だろうし、敵じゃないから殴ってこないだろうし。
北斗「そう言って、殴らないくせに。」