クールを演じる私【前編】
璃流蘭「変なことしないとか関係なしに離れろ。」
髪の間から見える璃流蘭の顔はすげー赤い。
北斗「めっちゃ、顔赤くなってる。」
璃流蘭の心臓が早く動いてるのが聞こえてくる。
璃流蘭「うるさい。」
北斗「かわいいな。本当。」
璃流蘭「殴られたいの?」
座ってて殴るのは、無理だろ。
北斗「この状況だと殴れないだろ。」
璃流蘭「もう‼︎」
北斗「別に嫌じゃないだろ?」
璃流蘭「調子が狂うからやめて。」
狂わせたいからな。
じゃなきゃ璃流蘭はクールなまんまだろうし。
北斗「璃流蘭の事、襲いたいわ。」
璃流蘭「襲うって?」
わからないって事は、天然だな。
北斗「わからないなら、いい。」
璃流蘭「いい加減、そろそろ離れて。」