クールを演じる私【前編】

1位になったって意味は、ない。

璃流蘭「卑怯な手を使って一位を取っても意味は、ない。」

総長「卑怯な手?そんなもん使ってない!」

璃流蘭「紫苑を使って、一位の座を取ろうとしてる。」

総長「はっ?紫苑は自分からこっちに来た。」

璃流蘭「お前がマインドコントロールをしてな。」

法火「総長。そろそろ諦めた方がいいですって。世界No.1になるには、じょじょに登りつめるしかないですよ。」

総長「お前は黙っとけ!」

璃流蘭「かわいそうな下っ端だな。総長は下っ端の意見も大事にしなきゃいけない。それが出来ない奴に世界No.1を束ねるのは、難しい。」

総長「なんだよ。偉そうに。どーせお前は今までの総長を犠牲にしてきた弱い総長じゃねえか。」

確かに翔さんも真凛も犠牲にした。
それは、葵さんがやってしまったこと。

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