クールを演じる私【前編】

ばれてる。

璃流蘭「そのつもりだ。お父さんに頼んでリハビリがてら姿をしばらく消すつもり。」

翔「璃流蘭は、1人で抱え込みすぎてるんだな。総長だからといって気負う必要はない。誰かを頼ることも大切だ。」

ルルを頼ってたようにか。

璃流蘭「好きな相手がいると頑張れますか?」

真凛「璃流蘭がそんな質問してくる日が来るなんて、びっくり。でも、確かに好きな人のために頑張りたいって思いはあったよ。葵のために自分は何が出来るかなって考えてた。」

翔「俺も流々華のために何が出来るか考えてた。それで、璃流蘭を助けた。流々華は俺よりも璃流蘭の方がずっと好きだからな。」

ルルが?

璃流蘭「真凛は葵さん。翔さんはルルに私は北斗に何もしてやれてない。」

真凛「北斗は大丈夫よ。あの子はずっと璃流蘭を探してた。璃流蘭を探してたというよりかは、aquaを探してたけどね。」

それは、知ってる。

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