クールを演じる私【前編】
翔「それで、璃流蘭はどうしたい?」
どうしたいか…。
璃流蘭「誰も不幸にしたくない。でも、私と関わったら必ず不幸になる。」
真凛「みんなは、不幸になるとは、思ってないわよ。」
えっ?
翔「みんな璃流蘭を必要としてるからな。」
璃流蘭「私なんかを?」
真凛「うん。だから、みんなもとに行きな。」
璃流蘭「そーする。翔さん。真凛。ありがとう。生きてどうするかは、決める。」
翔「そーするといい。」
真凛「私達はずーっとここから見守ってるからね。」
璃流蘭「ありがとう。」
私はみんなを不幸にする。
それでも、みんなはついてきてくれてた。
だから、これ以上、不幸になる人間をださない。