クールを演じる私【前編】
外国
【アメリカ】
《璃流蘭SIDE》
昨日、北斗が帰ってからアメリカに来た。
とりあえず念のために鞍馬にもついてきてもらった。
リハビリのメニューは鞍馬に考えてもらってるし。
鞍馬「よかったのか?」
璃流蘭「何が?」
鞍馬「北斗に伝えなくて。」
璃流蘭「伝えたら、ついてくるだろ。」
鞍馬「そんなに、北斗の事好きになったのか?」
璃流蘭「わからない。人を好きになることは、意味がないと思ってたから。」
鞍馬「でも、実際は違っただろ?」
璃流蘭「あぁ。あんなにも辛くなるなんて思わなかった。でもaquaでいる以上、好きになってもクールでいるしかない。」
鞍馬「本当、流以さんそっくりだよな。」
お母さん?
なんで?