クールを演じる私【前編】
やばい。
aquaって、ばれる。
北斗「なぁ、昨日どこにいた?」
璃流蘭「勝手に人の足取り掴むな。」
北斗「声のトーンが昨日のaquaと同じだ。」
雷哉「北斗さん。リルちゃんが切れる前にやめてください。」
璃流蘭「雷哉。もういい。」
私は屋上から飛び降りた。
雷哉「リルちゃん!」
北斗とかいう男、めんどくさい。
この学校屋上そこまで高くないな。
5階建だもんな。
神楽「リル!屋上から飛び降りるな。」
璃流蘭「うるさい。」
神楽「本当、お前は軽く飛び降りるから困るよな。」
璃流蘭「北龍にばれかけてる。」
神楽「今ので完全にばれただろ。」
璃流蘭「そうだよな。」
神楽「顔隠すのやめれば。綺麗なんだから。」
璃流蘭「aquaは真の姿を見せない。」