クールを演じる私【前編】
学校Ⅱ
【学校】
《璃流蘭SIDE》
私の個人情報を翔龍がhackingしていたな。
今日、北龍に迫られてもおかしくない。
良い機会だ。
昨日、あの後、倉庫にいったら、みんな理解してくれた。
北斗「羽桜 璃流蘭だよな?」
full name…。
璃流蘭「だとしたら、何?」
北斗「ちょっとこい!」
璃流蘭「はっ!?」
腕をふりほどきたいけど、無理そうだから、とりあえずついていくか…。
璃流蘭「痛いんだけど!」
北斗「離したら逃げるだろ?」
璃流蘭「だからって、強く掴まないで!」
北斗「掴まれてるのがいやなら、ほどけば?aquaさんなんだろ?ほどけるだろ?」
璃流蘭「はぁー。」
こいつは厄介だな。
真凛の弟だから大丈夫と思ってたけど、面倒くさそう。