クールを演じる私【前編】

【街】

どっかの族の匂いがする。

翼「aqua。どこの族だ。」

翼も勘はいいからな。

璃流蘭「わからない。だが、レディースだな。」

翼「どこの族だ?」

女「見て、わからない?レディースの世界No.1のティアラよ。」

璃流蘭「ティアラね。まぁ、興味はない。翼行くぞ。」

女「何?聞いて怖くなった?逃げるの?」

翼「相手を誰だと思ってんだ?」

女「誰?」

璃流蘭「翼。油を売ってないで帰るぞ。」

翼「はいよ。aquaの機嫌が悪くなる前にな。」

レディース「aqua!!!」

璃流蘭「機嫌が悪いのはいつものことだ。」

翼「はいはい。」

璃流蘭「ハガネがまだ倉庫にいるかもしれないから、帰るぞ。」

翼「わかったよ。」

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