クールを演じる私【前編】
【次の日、盟王高校】
《璃流蘭SIDE》
父の気まぐれ?なのか、無理矢理、盟王高校に…。
神楽とは、前にタイマンをした事がある。
神楽「リル。そろそろ、前を向いたらどうだ?」
璃流蘭「神楽。うるさい。私は、もう前を向かない。」
神楽「この高校には、ハガネの連中もたくさんいる。喧嘩は好きなようにできる。」
璃流蘭「これ以上、私のせいで死者を出したくない。」
神楽「あいつは、リルのせいで死んだわけじゃない。」
璃流蘭「頭では、わかっても心が追いつかないんだよ。」
神楽「まぁ、仕方ないな。でも、そのうち、慣れるだろう。気ままにやれ。」
璃流蘭「本当、軽いよな。神楽は。」
神楽「堅苦しいの嫌いなんだよ。だから、先生も桜蓮花の元メンバーなんだよ。」
璃流蘭「あっそ。」