クールを演じる私【前編】

【家】
《流々華SIDE》

りーちゃんは本気を出さない…。

それは、一番近くで見てきた、私だからわかること。

レイやロイでさえ、りーちゃんの50%の力を本気だと思い込んでる。

父「リル、ルル。ご苦労だった。後片付けはしておいた。」

流々華「ありがとうございます!」

璃流蘭「中川組はすぐに復活する。新しい組を作って。」

父「その時はまた、頼むかもしれない。それより、赤木組が動き始めた。学校に攻めに来た時はやってしまって、構わない。」

璃流蘭「了解しました。」

流々華「了解しました。」

父「それより、リル。闇桜の事はハガネに言ったのか?」

璃流蘭「言う必要のないことです。」

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