クールを演じる私【前編】
理央「リー!久しぶりだな。」
璃流蘭「りおう!ここのセンコーだったんだな。」
理央「相変わらず、リーは黒だな。」
璃流蘭「黒でしか、人は隠せない。白は何色にでも染まる。だけど、黒は染まったら、他の色には染められない。血の色にもな。」
理央「まぁ、仕方ないよな。」
璃流蘭「とりあえず、教室に行く。すぐに帰るけどな。」
理央「わかった。」
神楽「理央。リルを頼んだぞ。」
理央「神楽は過保護すぎんだよ。」
神楽「リルを失いたくはないんだよ。」
璃流蘭「自分の命は自分で守る。神楽も心配はするな。」
神楽「はいはい。」
理央「とりあえず、行くぞ。」
璃流蘭「はいよ。」