クールを演じる私【前編】

《北斗SIDE》

璃流蘭「ルル!行くよ」

流々華「はいはい。降りればいいんでしょ。」

璃流蘭「早く降りるよ。」

流々華「はいはい。」

人使い荒くないか?
姉だからなのか?

俺たちもすぐに降りた。

【校庭】
組長「待ちくたびれたよ。闇桜!」

やっぱり、闇桜か。

璃流蘭「何の用だ?」

組長「潰しに来た。」

流々華「わざわざ、学校までご苦労様。」

組長「闇花に用はない。」

やっぱり、ルルさんが闇花だったのか。

璃流蘭「でしょうね。」

流々華「りーちゃん。一人でやる?」

璃流蘭「そうだね。相手は5人。後から増えてもせいぜい30人。赤木組に行く前にいい具合で腕試をさせてもらえるとわな。」

30人を一人で!!??
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