クールを演じる私【前編】

【教室】
《北斗SIDE》

教室がうるせー。
しかも、今日、転校生が来るとか。

女らしいし、俺は興味ない。

ガラガラ
理央「静かにしろ!転校生が入れないだろ。」

璃流蘭「りおう。私は、構わない。」

!!!

全身黒!

異様なオーラ。

理央「リーが言うなら。」

リー?

璃流蘭「りおう。ここでは、私の名前を呼ぶなよ。」

理央「わかってるよ。」

なんだ…あの女。

今までの女とは絶対違う。

どこかの族にも入ってそう。

璃流蘭「席は一番後ろでいいか?」

理央「お好きなように。」

リーとかいう女がこっちに来る。

誰かが足を引っ掛ける。

璃流蘭「私は、売られた喧嘩を買うタイプじゃないんでね。」

クールだな。

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